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ラテン語で「穀物(こくもつ)」という名を持つ「おとめ座」は、手に麦の穂を持つ乙女の姿をした大きな星座です。
ギリシャ神話では、大神ゼウスの姉で収穫の神デメテルの姿と言われています。
ある日、デメテルの娘ペルセポネが冥土の神プルートンにさらわれました。デメテルがこれを悲しんでほら穴に閉じこもると、草木や花が枯れて大地は寒々とした姿になってしまいました。
これを見かねたゼウスが、プルートンにペルセポネを帰すように命じ、デメテルは娘に会うためほら穴から出てくると、大地は緑におおわれ命に満ちあふれました。
しかし、プルートンの策略で地上に戻れなくなる「ざくろの実」を食べたペルセポネは、毎年4ヶ月間はプルートンのもとに行かなければならず、その間デメテルはほら穴に閉じこもったため、草木が枯れ、これが冬となり、季節の始まりとなったと言われています。