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百武彗星

ゴールデンウィークは彗星を見よう!2004

2004年4月12日公開

天体望遠鏡で彗星を見よう
4月に入り、2つの彗星(すいせい)が太陽に近づいてきています。4月末〜5月のゴールデンウィーク頃には肉眼で見ることができるほどの明るさになりそうです。 その彗星とは、2001年に発見されたニート彗星と、2002年に発見されたリニア彗星の2つです。2つの明るい彗星がほぼ同時期に見えるのは、とてもめずらしいことです。

彗星ってなに?

 彗星は、私たちの地球と同じように太陽のまわりをまわっている天体のひとつです。太陽から遠くはなれたり、近づいたりしながら長い年月をかけて太陽のまわりをまわります。 彗星は、小さな岩や氷でできていて、太陽に近づくとガスやチリなどが蒸発して尾を引いたように見えるため、「ほうき星」とも呼ばれています。  76年に一度やってくるハレー彗星や、ヘール・ボップ彗星、百武彗星(上の写真)などが有名です。

天体望遠鏡で観測しよう

 天体望遠鏡で彗星を探してみましょう。低倍率の天体望遠鏡や双眼鏡でも彗星の姿を見ることができます。 明るい彗星とは言われていますが、昨年の火星ほど明るくハッキリした姿を見ることはできないので、 前もって年鑑や雑誌などで場所を調べておきましょう。うっすらと尾を引く彗星を、ぜひ、楽しんでください。

ニート彗星

 ニート彗星:C/2001Q4(NEAT)は、2001年8月にアメリカNASAのニート(NEAT(Near-Earth Asteroids Tracking))プロジェクトにより アメリカ・パロマー山天文台の口径1. 2mシュミット望遠鏡を使って発見されました。
 5月のゴールデンウィーク後半あたりから夕方、西の空低く、おおいぬ座のあたりに見ることができます。 明るさは2〜3等星ほどと予想されています。その後、こいぬ座、かに座、おおぐま座へと移動していきます。  5月後半から6月にかけてだんだんと暗く、尾も短くなっていきます。
ニート彗星の位置

 

リニア彗星

 リニア彗星:C/2001Q4(NEAT)は、2002年10月に、アメリカMITリンカーン研究所のリニア(Lincoln-Laboratory Near Earth Asteroid)プロジェクトにより発見されました。
 4月後半からゴールデンウィーク過ぎにかけて、明け方、東の空低く、うお座のあたりに見ることができます。 明るさは2〜3等星ほどと予想されています。その後5月中旬にかけて、くじら座、エリダヌス座へと移動し、 さらに明るさを増し尾も長く伸びていきます。
 5月下旬から6月にかけて夕方の西の空に移り、だんだんと暗く尾も短くなっていきます。
リニア彗星の位置

おすすめ天体望遠鏡

はじめてだから気軽に見てみたい

RXA550 取り扱いが簡単な初心者用。軽量コンパクトなのに高性能。専用キャリングケースも付いて持ち運びも楽です。旅行ついでに彗星を見てみよう。

 

じっくり観察してみたい

RXA900 長時間の観測に適した赤道儀式。大口径の反射式なので明るく鮮明な高性能タイプ。これから、天体について勉強してみたい方にオススメ。

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