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はじめよう!惑星探検2016

 

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はじめよう!惑星探検2016

2016年は、惑星に関する大きなイベントはありませんが、3月に部分日食を見ることができます。また、11月に見られる満月は68年ぶりのウルトラスーパームーンとなります。

ここでは、今年1年で観測しやすくなる順に各惑星をご紹介していきます。土星や木星、火星の美しいすがたを、ぜひ、天体望遠鏡でご覧ください。

2015年12月25日公開

68年ぶりのウルトラスーパームーンを観よう

2016年11月14日の満月は、68年ぶりの大接近となる「ウルトラスーパームーン」となります。この機会に、大きくなった月を天体望遠鏡で観察しましょう。


月の軌道(模式図)

月は地球のまわりを楕円だえんを描きながら回っています。このため、月と地球の距離は約35万キロ〜41万キロの間で近づいたり離れたりしています。

最も近づく場所を近地点きんちてん、最も離れた場所を遠地点えんちてんと呼びます。

月の軌道

スーパームーン

月が地球に最も近づいた時の満月まんげつまたは新月しんげつはいつもより大きく(明るく)見えるため、この日の月をスーパームーンと呼んでいます。

スーパームーンは毎年1回見ることができますが、月が地球に最も近づく時間と満月になるタイミングにより大きさが変わるため、条件の良いスーパームーンはおよそ18年に1度しか見ることができません。

月の大きさ
見かけの大きさ比べ

11月14日のスーパームーン

2016年11月14日夜から翌日にかけて見られる満月は、月と地球との距離が356,511Kmまで大接近し、68年ぶりのウルトラスーパームーンとなります。この時の月は遠地点と比べて、大きさが最大14%、明るさが約30%増すと言われています。

月のクレーターの観察には、天体望遠鏡や大口径双眼鏡がオススメです。家族揃ってウルトラスーパームーンをアップで観てみませんか?

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日食を観よう

2016年は3月に、「部分日食」を見ることができます。

日食のしくみ(模式図)

「月食」は、太陽と月の間に地球が入り、地球の影が月をおおいかくす現象で、月全体が影の中に入ってしまう場合を「皆既月食かいきげっしょく」、一部分だけが入る場合を「部分月食ぶぶんげっしょく」と呼んでいます。

月食のしくみ

3月9日の部分日食

2016年3月9日の午前中に、全国で部分日食が見られます。インドネシアの島々では皆既日食かいきにっしょくを見る事ができますが、残念ながら、日本では部分日食となります。

日本で見られる日食は、2012年5月の金環日食きんかんにっしょくから4年ぶりとなり、南の地域ほど大きく欠けます。

観察には日食グラスを利用し、直接太陽を見ないように注意しましょう。天体望遠鏡で直接太陽を見ると失明しつめいする危険があるので、天体望遠鏡では、決して太陽を見ないようにしましょう。

東京では午前10時12分頃から欠けはじめ、11時8分頃に食の最大(食分0.258)となり、12時5分頃に日食が終わります。食の初めから終わりまで2時間ほどの天体ショーとなります。

各地域の食の最大
各地域の食の最大

東京での見え方
東京での見え方

太陽系について

太陽系

私たちが暮らしている地球は、約365日をかけて太陽のまわりを1まわりしています(公転こうてん と呼びます)。 地球のほかにも、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星などの 惑星わくせいと呼ばれる天体が太陽のまわりをまわっています。

私たちの太陽系

冥王星めいおうせい 」は1930年の発見以来「惑星」に分類されていましたが、2006年8月の国際天文学連合(IAU)総会で「惑星」の定義から外されました。

天体望遠鏡で惑星を観測しよう

木星:今年前半が見ごろ

木星

木星は、年の前半が見ごろとなります。特に2月下旬から3月下旬にかけて、-2.5等級ほどの明るさになるため、観測のチャンスとなります。ひときわ明るく輝いているため、ひと目でみつけることができるでしょう。このころ、木星は「しし座」の中にあり、年の終わりにかけて「おとめ座」に移っていきます。

東京では、2月〜3月は午後7時頃に東の空に昇り、一晩中明るく輝いたのち、明け方には西の空に沈んでいきます。

火星:5月~6月にかけて見ごろ

火星

火星は、5月31日に地球に最接近します。2003年の大接近ほどではありませんが、「さそり座」から「てんびん座」の中に、マイナス1.5等級ほどの明るく大きな姿を見ることができるでしょう。

東京では、5月下旬の午後6時過ぎに東南の空から昇り、一晩中明るく輝いたのち、午前3時半頃には西の空に沈んでいきます。

土星:5月~7月にかけて見ごろ

土星

2016年の土星は、あまり目立ったトピックはありません。5月~7月にかけて観測のチャンスとなります。最も明るさが増す6月上旬には、「へびつかい座」の中にいます。

東京では、6月上旬の午後6時頃に東南の空に昇り、一晩中明るく輝いたのち、明け方には西の空に沈んでいきます。近くで赤く輝くさそり座のアンタレスとの対比が美しいでしょう。

8月にかけては、最接近を過ぎた火星が近づいてきて、土星、火星、アンタレスの美しい共演が見られるでしょう。

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天体望遠鏡百科

天体・天体望遠鏡についての基礎知識をご紹介します。天体望遠鏡を買う前に読んでみましょう。

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