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天体望遠鏡で観よう!惑星探検2021

 
 
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天体望遠鏡で観よう!惑星探検

2021年は、月食を楽しもう!
国内では5月と11月に月食を見ることができます。

ここでは、太陽系の主な惑星について、主なトピックや観測の好機をご紹介します。金星や木星、土星の美しいすがたを、ぜひ、天体望遠鏡でご覧ください。

2020年12月16日公開

月食を観よう

2021年は5月と11月に、2回の「月食」を見ることができます。

月食のしくみ(模式図)

「月食」は、太陽と月の間に地球が入り、地球の影が月をおおいかくす現象で、月全体が影の中に入ってしまう場合を「皆既月食かいきげっしょく」、一部分だけが入る場合を「部分月食ぶぶんげっしょく」と呼んでいます。

月食のしくみ

5月26日の皆既月食

2021年5月26日の夕方、全国で皆既月食が見られます。

東日本の多くの地域では月の出とほぼ同時に食が始まり、食の終わりまでを見ることができますが、西日本では月か欠けた状態で昇ってきます。皆既の時間は約20分と短いですが、観測にはとても条件の良い月食となります。

午後8時過ぎには皆既の状態が始まり、赤黒く幻想的に輝く月を約20分にわたって見ることができますので、事前に双眼鏡や天体望遠鏡を準備して、美しい月の姿を見逃さないようにしましょう。

東京では午後6時44分頃から欠けはじめ、午後8時9分頃から皆既食となり、約20分にわたって続きます。その後、しだいに欠けが小さくなり、部分食は午後9時50分過ぎまで、半影食は午後10時50分過ぎまで続きます。

地球の影に対する月の動き
地球の影に対する月の動き

東京での見え方
東京での見え方

11月19日の部分月食

2021年11月19日の夕方、全国で部分月食が見られます。

東北から北海道にかけては月の出とほぼ同時に食が始まり、食の終わりまでを見ることができますが、関東以西では月か欠けた状態で昇ってきます。約3時間半にわたり、月の約98%が欠けるので、観測にはとても条件の良い月食となります。

事前に双眼鏡や天体望遠鏡を準備して、秋の天体ショーを見逃さないようにしましょう。

東京では午後4時半頃に、左側が少し欠けた状態で月が昇ってきます。午後6時過ぎには月のほとんどが欠け、その後、しだいに欠けが小さくなり、部分食は午後7時50分前まで、半影食は午後9時過ぎまで続きます。

地球の影に対する月の動き
地球の影に対する月の動き

東京での見え方
東京での見え方

太陽系について

太陽系

私たちが暮らしている地球は、約365日をかけて太陽のまわりを1まわりしています(公転こうてん と呼びます)。 地球のほかにも、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星などの 惑星わくせいと呼ばれる天体が太陽のまわりをまわっています。

私たちの太陽系

冥王星めいおうせい 」は1930年の発見以来「惑星」に分類されていましたが、2006年8月の国際天文学連合(IAU)総会で「惑星」の定義から外されました。

天体望遠鏡で惑星を観測しよう

金星10月〜12月が見ごろ

12月4日午後6時頃の東京の空

金星の位置

2021年は高度が低く、観察するにはあまり良い条件ではありませんが、11月8日の日中に金星が月に隠れる金星食が見られます。金星は大変明るいのですが、昼間の現象のため、観察には双眼鏡や天体望遠鏡があると良いでしょう。

1月〜3月は「明けの明星」として明け方の東の空で明るく輝き、3月24日以降は「宵の明星」として、日没前の西の空で明るく輝きます。

1月~6月にかけて、「いて座」から「みずがめ座」、「ふたご座」へと大きく移動し、その後、「おとめ座」、「さそり座」と移動し、年末にはまた「いて座」へと戻ります。

木星7〜9月が見ごろ

3月12日午前6時の東京の空

木星の位置

2021年の木星は、高度が高くなり観測に適した年となります。年初に「やぎ座」にある木星は、その後「みずがめ座」へと移り、年末までみずがめ座の中を行ったり来たりします。

3月中旬の明け方には、木星、土星、水星、月が東南の空に集合し、美しい姿を見せてくれます。

東京では、8月上旬は午後8時頃に東の空に昇り、一晩中明るく輝いたのち、明け方には西の空に沈んでいきます。近くにある土星と並び美しいでしょう。

土星7月〜9月が見ごろ

8月2日午前0時頃の東京の空

土星の位置

2021年の土星は、1年中「やぎ座」の中を行ったり来たりしています。あまり高い位置には昇らず、環の傾きも小さくなっていきますが、明るさが増す今年中頃が観測のチャンスとなります。

東京では、8月上旬は午後7時頃に東の空に昇り、一晩中明るく輝いたのち、明け方には西の空に沈んでいきます。近くにある木星と並び美しいでしょう。

天体望遠鏡ラインナップ

天体望遠鏡性能比較表 天体望遠鏡の性能について
型番 RXA237 RXA125
適正倍率 60倍 76倍
最高倍率 210倍 152倍
有効径 60mm 76mm
焦点距離 700mm 300mm
口径比 F11.7 F4
集光力 73.5倍 118倍
分解能 2.36秒 1.52秒
極限等級 10.67等星 11.9等星
学習用天体望遠鏡の専門店
  • 科学専門スタッフが丁寧に商品紹介!
  • 特長がよくわかる写真を独自に撮影!
  • 学習文具の老舗レイメイ藤井製!

天体望遠鏡百科

天体・天体望遠鏡についての基礎知識をご紹介します。天体望遠鏡を買う前に読んでみましょう。

天体まめ知識

天体や宇宙、天文学の基礎知識について学びましょう。

天体望遠鏡のしくみ

天体望遠鏡の構造や性能、用語について解説します。

天体望遠鏡の使い方

天体望遠鏡の基本的な使い方を紹介します。