やぎ座について

やぎ座

やぎ座は、頭は山羊で尾が魚というふしぎな姿をした秋の星座です。
プトレマイオスによりまとめられた「トレミーの48星座」の1つで、誕生星座で知られる黄道十二星座の1つです。秋のはじめの南の空に見える逆三角形の形をした星座で、右に並んでいる二つの星が山羊の角、左はしが尾にあたります。

やぎ座には、やぎ座のα星付近に放射点を持つやぎ座α流星群があり、毎年、夏休みを含む7月10日~8月25日頃に活発になります。

やぎ座 基本データデータの見方

和名やぎ座(山羊座)
学名Capricornus
略符Cap
設定者プトレマイオス(トレミー)
概略位置赤経:20h50m0s 赤緯:-20°
面積414平方度
20時正中9月28日ごろ
正中高度約34°
主な季節
肉眼星数約80個

やぎ座にまつわる神話

ギリシャ神話では、神々がナイル川のほとりで宴会をしていたとき、とつぜん怪獣テュフォンが現われ、牧畜の神パーンは魚に化けてナイル川に飛び込んで逃げようとしました。しかし、あわてていたために上半身がヤギで下半身が魚の姿になってしまったと言われています。

やぎ座の見つけ方

やぎ座の季節は秋。8月下旬の午後10時、9月下旬の午後8時頃には南の空30°ほどの高さまで昇り、見ごろとなります。
南の地平線近くで輝くみなみのうお座の1等星フォーマルハウトと、天の川にあるわし座の1等星アルタイルの真ん中辺りにやぎ座が見つかります。大きな三角形をした分かりやすい形をしていますが、最も明るいα星アルゲディでも3等星であり、暗い星が多く見つけにくいかも知れません。

黄道十二星座であるやぎ座は、黄道に沿って東にみずがめ座、西にいて座が並びます。

※上の星図は20時正中時の星空を表しています。半月前の21時、1ヶ月前の22時、2ヶ月前の24時とほぼ同じ星空となります。

12星座占いと山羊座

山羊座サイン

やぎ座は、西洋占星術の誕生星座としても知られ、12/22~1/19生まれが山羊座となります。

ギリシャ神話では、上半身がヤギで下半身が魚の姿をした山羊座。山羊座生まれの人は、どのような性格や運勢の持ち主なのでしょうか? やぎ座と山羊座の違いとは? 誕生日にやぎ座は見える?

そんな疑問にお答えします。

黄道十二星座一覧件)