おとめ座について

おとめ座

おとめ座(乙女座)は、誕生星座(乙女座生まれ8/23~9/22)で知られる黄道十二星座の1つで、ラテン語で「穀物」という名が付けられた、手に麦の穂を持つ乙女の姿を表した星座です。2世紀にプトレマイオスによりまとめられた48星座の1つで、春を代表する星座であるおとめ座が全天で2番目に大きな星座であることはあまり知られていません。

おとめ座のα星スピカは、女神が持つ麦の穂の先で青白く輝く1等星で、オレンジ色に輝くうしかい座の1等星アークトゥルスと合わせて「春の夫婦星」とも呼ばれています。

おとめ座 基本データデータの見方

和名おとめ座(乙女座)
学名Virgo
略符Vir
設定者プトレマイオス(トレミー)
概略位置赤経:13h20m0s 赤緯:-2°
面積1294平方度
20時正中6月6日ごろ
正中高度約52°
主な季節
肉眼星数約170個

おとめ座にまつわる神話

ギリシャ神話では、大神ゼウスの姉で収穫の神デメテルの姿と言われています。

ある日、デメテルの娘ペルセポネが冥土の神ハーデース(プルートンと呼ばれる場合あり)にさらわれました。デメテルがこれを悲しんでほら穴に閉じこもると、草木や花がれて大地は寒々とした姿になってしまいました。これを見かねたゼウスが、冥土の神にペルセポネを帰すように命じ、デメテルは娘に会うためほら穴から出てくると、大地は緑におおわれ命に満ちあふれました。

しかし、冥土の神の策略で二度と地上に戻れなくなるざくろの実を食べたペルセポネは、毎年4ヶ月間は冥土の神のもとに行かなければならず、その間デメテルはほら穴に閉じこもったため、草木が枯れ、これが冬となり季節の始まりとなったと言われています(諸説あり)。

おとめ座の見つけ方

おとめ座は、6月上旬の午後8時頃には南の空60°ほどの高さまで登り、見ごろを迎えます。北斗七星の柄とうしかい座の1等星アークトゥルスを結んだ線の先に青白く輝く星が見つかります。おとめ座の女神が持つ麦の穂先にあたる1等星スピカです。

黄道十二星座であるおとめ座は、黄道に沿って東にてんびん座、西にしし座が並びます。

※上の星図は20時正中時の星空を表しています。半月前の21時、1ヶ月前の22時、2ヶ月前の24時とほぼ同じ星空となります。

春の大曲線春の大三角北斗七星をガイドにした、おとめ座の見つけ方、春を代表する星座たちの見つけ方をご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。

12星座占いと乙女座

乙女座サイン

収穫の女神の姿を表した乙女座。乙女座生まれ(誕生日8/23~9/22)の人は、少女のような夢見る繊細さと理想を着実に実現する現実的な面を併せ持っています。社会通念や道徳を重んじ、物事を分析して緻密かつ計画的に進める事ができるため、周りからは几帳面でしっかりしている人と見られます。几帳面ゆえ、他人の欠点や失敗が気になり、批判的な行動をとってしまうこともあるようです。

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