みずがめ座について

みずがめ座(水瓶座)は、誕生星座で知られる黄道十二星座の1つ。水瓶を持つ美少年ガニメデスの姿をした秋の星座です。
2世紀にプトレマイオスによりまとめられた「トレミーの48星座」の1つで、秋の夜に南の空に大きく広がりますが、見つけにくい星座で、水瓶の酒が流れ込むみなみのうお座の1等星フォーマルハウトから北へ目を向けると、小さな4つの星が三ツ矢の形に並んでいます。ここが水瓶の口にあたります。
また、みずがめ座には、放射点がみずがめ座の中にある2つの流星群、みずがめ座η流星群とみずがめ座δ流星群があります。
みずがめ座 基本データデータの見方
和名 | みずがめ座(水瓶座) |
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学名 | Aquarius |
略符 | Aqr |
設定者 | プトレマイオス(トレミー) |
概略位置 | 赤経:22h20m0s 赤緯:-13° |
面積 | 980平方度 |
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20時正中 | 10月21日ごろ |
正中高度 | 約41° |
主な季節 | 秋 |
肉眼星数 | 約170個 |
みずがめ座にまつわる神話
ギリシャ神話では、大神ゼウスがお酒のお酌をさせるためにさらってきた美少年ガニメデスが星座になったと言われています。
みずがめからこぼれ出た不老不死の酒は、みなみのうお座の口へ流れ込んでいます。
みずがめ座の見つけ方
みずがめ座は、10月下旬の午後8時頃には南の空50°ほどの高さまで登り、見ごろを迎えます。水瓶の酒が流れ込むみなみのうお座の1等星フォーマルハウトから天頂に向かって星をたどると、「三ツ矢」の形に並ぶ4つの星が見つかります。この星がみずがめ座の目印です。
黄道十二星座であるみずがめ座は、黄道に沿って東にうお座、西にやぎ座が並びます。
※上の星図は20時正中時の星空を表しています。半月前の21時、1ヶ月前の22時、2ヶ月前の24時とほぼ同じ星空となります。
秋の大四辺形をガイドにした、みずがめ座の見つけ方、秋を代表する星座たちの見つけ方をご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。
12星座占いと水瓶座
誕生日が1/20~2/18の人は、星座占いの黄道十二宮では水瓶座になります。
ギリシャ神話では、不老不死の酒をたたえた水瓶を持つ美少年ガニメデスの姿を表した水瓶座。水瓶座生まれの人は、どのような性格や運勢の持ち主なのでしょうか? みずがめ座と水瓶座の違いとは? 誕生日にみずがめ座は見える?
そんな疑問にお答えします。