2022年のスーパームーンは7月14日です。2022年で最も地球に近づく満月となります。最も近づく時間は午前3時38分の予想で、地球と月の距離が約35.7万キロメートル(地心距離)となります。視直径が約33.5分となり、2022年で最も月が遠ざかる1月18日の満月と比べ約12%大きく見えます。13日の夜から14日の朝にかけて、または14日夜の少し大きくなった月を眺めてみてはいかがですか?

2022年4月25日午前4時の東京の夜空
図:2022年スーパームーンの動き
(7月14日午前3時半頃の東京の夜空)

東京では13日午後7時前、東南の空にいて座と共に月齢14.4の月が昇ってきます。少しづつ高度を上げていきますが、最高で27°程までしか昇らず、低い空を移動していきます。午前3時38分頃には西南の空7°にあり、月齢14.7、地球との距離が約35.66万キロメートルまで近づきます。その後1時間ほどで沈んでしまいます。

この時期の夜空には、明るい土星木星、今年12月に2年ぶりに地球に最接近する火星が並び、スーパームーンと共に美しい姿を見せてくれます。

14日の夜は午後8時前に月齢15.6の月が昇りますが、この頃の地球との距離は約35.84万キロメートル、視直径約33.3分となり、前日より少し小さくなりますので、13日夜〜14日未明の月が見頃となるでしょう。

スーパームーンとは

月は地球のまわりを楕円を描きながら回っています。このため、月と地球の距離は約35万〜41万キロメートルの間で近づいたり離れたりしています。最も近づく場所を近地点、最も離れた場所を遠地点と呼びます。

月の軌道
図:月の軌道

月が地球に最も近づいた時の満月または新月はいつもより大きく(明るく)見えるため、この日の月をスーパームーンと呼んでいます。スーパームーンは天文用語ではなく、俗称としてこう呼ばれています。

2011年のスーパームーンは、月が最も離れたときと比べ、満月の大きさが14%も大きく、明るさが30%も明るく見えました(アメリカ航空宇宙局発表)。

月の見かけの大きさ比べ
図:見かけの大きさ比べ

スーパームーンは、ほぼ毎年1回見ることができますが、月が地球に最も近づく時間と満月になるタイミングにより大きさが変わるため、条件の良いスーパームーンはおよそ18年に1度しか見ることができません。