土星は、太陽系の6番目の惑星で、木星の次に大きいガスの惑星で、ドーナツのような形をした環を持っていることで有名です。
木星と同じく土星にも、タイタンを始めとする数多くの衛星があります。
1997年に打ち上げられた土星探査機「カッシーニ」が、2004年7月に土星の周回軌道に乗り、土星のさまざまな写真やデータを送り続けていましたが、2017年9月に20年にわたる活躍に幕を閉じました。
- 2027年
- 2026年
2027年の土星惑星の動き
2026年の年末に順行に戻った土星は、年初にくじら座の中を進み、2月下旬にうお座へと移ります。8月11日に留を迎えると逆行に転じ、12月25日の留で順行に戻り、年内はうお座の中に留まります。
年初は夕方の西の空に見えますが、合を迎える4月8日の前後は太陽に近く、見えにくくなります。合を過ぎると夜明け前の東の空に移り、夏から秋にかけて次第に見やすくなっていきます。衝を迎える10月18日頃には、東京の午前0時頃に南の空約60°の高さまで昇り、視直径が約20秒、0.1等級の明るさとなり、観測のチャンスとなります。この日は月がプレアデス星団(すばる)に近づき、宵のうちには月がすばるの星を隠すプレアデス星団食も見られます。
| 東矩 | なし |
|---|---|
| 西矩 | 7月20日 |
| 合 | 4月8日 |
| 衝 | 10月18日 |
| 留(順行から逆行) | 8月11日 |
| 留(逆行から順行) | 12月25日 |
※国立天文台参考値
2026年の土星惑星の動き
2025年の年末に順行に戻った土星は、その後、みずがめ座からうお座へと移り、7月28日の留を迎えると逆行に転じ、年末までくじら座の中を移動していきます。
年初から合を迎える3月25日頃までは、西の空低い位置にあります。合を過ぎると夜明け前の東の空に移りますが、高度が高くなるのは9月以降となります。衝を迎える10月4日頃には、東京の午前0時頃には南の空約56°の高さまで昇り、視直径が約19秒、0.3等級の明るさとなり、観測のチャンスとなります。
| 東矩 | 12月30日 |
|---|---|
| 西矩 | 7月6日 |
| 合 | 3月25日 |
| 衝 | 10月4日 |
| 留(順行から逆行) | 7月28日 |
| 留(逆行から順行) | 12月12日 |
※国立天文台参考値
土星の環
土星の環は、小さな氷やチリがうすく集まって環のようにみえるもので、環の真ん中から外側にむけていくつかの帯に分かれています。帯と帯の間にはすきまがあり、すきまの部分だけが黒いすじとなって見えます。最も大きな黒いすじは「カッシーニのすきま」と呼ばれています。
土星の環は、地球から見える角度が少しずつ変わっていきます。2009年にはちょうど土星の環を真横から見るようになり、非常に薄い環は、望遠鏡を使っても見えなくなってしまうという現象が起き、話題となりました。この現象は、15〜16年に一度観ることができます。
観測メモ
ある程度、性能が良い天体望遠鏡であれば、土星の環を観ることができます。
基本データデータの見方
| 半径 | 5.823 x 104 km(地球の約9.140倍) |
|---|---|
| 質量 | 5.683 x 1026 kg(地球の約95.161倍) |
| 体積 | 8.271 x 1014 Km3(地球の約763.594倍) |
| 表面積 | 4.261 x 1010 Km2(地球の約83.543倍) |
| 表面温度 | -178℃~ |
| 自転周期 | 10.656時間 |
| 太陽からの平均距離 | 1.427 x 109 Km(9.537 AU) |
| 近日点距離 | 1.350 x 109 Km(9.023 AU) |
| 遠日点距離 | 1.504 x 109 Km(10.050 AU) |
| 公転周期 | 10,755.70 地球日 |
| 衛星 | タイタン、レア、エンケラドス、他 全274個(2025年5/1日現在) |