上の図は、2月の午前2時頃、3月の午前0時頃、4月の午後10時頃、5月の午後8時頃に見られる星座です。見たい方角を向き、上の図を見上げるようにして図の方角と実際の方角を合わせると、見たい星座のだいたいの位置がわかります。
おもに、3月〜5月頃にかけて、夜にみやすい位置にある星座のことを「春の星座」と呼んでいます。まだ寒さの残る春の夜空には、北斗七星で有名なおおぐま座やうしかい座、おとめ座、しし座などを見つけることができます。
春の星座でぜひご覧いただきたいトピックをご紹介します。
北斗七星の柄の部分にあたる3つの星からカーブを描くように線を伸ばしていくと、ひときわ明るい星が見つかります。うしかい座のアークトゥルスです。さらに伸ばしていくとおとめ座のスピカにたどりつきます。
北斗七星、アークトゥルス、スピカを結ぶ大きなカーブを「春の大曲線」と呼び、春の星座のガイド役ともなっています。
また、春の夜空に輝く3つの星、うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカ、しし座のデネボラを結んでできる大きな三角形を「春の大三角」と呼んでいます。
春の星座のトピックをスマートフォンで持ち歩きませんか?
スタディスタイル★自然学習館オリジナルのスマートフォン向けアプリ「88星座図鑑」なら、いつでもどこでも、春の星座の情報を簡単に調べることができます。星座にまつわる神話や、星座の見つけ方に加え、星座の場所や見え方を教えてくれる「星座レーダー」を使えば、遊びながら春の星座を見つけることができます。春の夜のひとときを星座アプリで楽しみませんか?