春の星座とは、北半球では主に3月〜5月頃にかけて、夜に見やすい位置にある星座です。春の星座には、うしかい座、おおぐま座、おとめ座、かに座、こぐま座、しし座、うみへび座などがあります。
北斗七星で有名なおおぐま座からうしかい座、おとめ座へと伸びる春の大曲線、しし座を加えた春の大三角、12星座占いでおなじみのかに座など、春を代表する星座がまだ寒さの残る春の夜空を彩ります。
春の夜空で、ひときわ明るく輝くうしかい座のアークトゥルスは全天で3番目に明るい1等星で、オレンジ色に輝いて見えます。春の大曲線の南の端に輝くおとめ座のスピカは青白く輝く1等星で、この対照的な色合いの2つの星は「春の夫婦星」と呼ばれることもありますが、その云われは良く分かっていません。
また、春の星座には、88星座の中で大きさトップ3に入るうみへび座、おとめ座、おおぐま座があり、春は見ごたえのある季節でもあります。春の星座全天図を見ながら、星座を探してみましょう。
春の星座全天図
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各星座をクリックすると、星座が領域と共に強調表示されます。さらにクリックすると星座の解説ページへ移動します。
上の全天図は、2月の午前2時頃、3月の午前0時頃、4月の午後10時頃、5月の午後8時頃に東京で見られる春の星座です。見たい方角を向き、上の図を見上げるようにして図の方角と実際の方角を合わせると、見たい星座のだいたいの位置がわかります。
(全天図の星座をクリックすると、星座の領域が表示されます。もう1回クリックすると、星座の解説ページへ移動します)
上の図は、全天図と同じ日時に、東京で東西南北の各方向を向いたときに見える星空です。見たい星座がどの方角に見えるのかあらかじめ調べておくと良いでしょう。
春の星座一覧(14件)
春の星座一覧では、春の星座に分類される14星座について50音順や学名順、大きさ順などで並べ替えて見ることができます。一番大きなうみへび座と一番小さなからす座とでは、約7倍もの大きさの違いがあることが分かりますね。
各星座のページでは、星座の特長や神話、見え方や見つけ方、詳しい星図などをご紹介していますので、春の星座探しや自由研究の参考にご利用ください。
- うしかい座 Bootes / Boo 907平方度 春
- うみへび座 Hydra / Hya 1303平方度 春
- おおぐま座 Ursa Major / UMa 1280平方度 春
- おとめ座 Virgo / Vir 1294平方度 春
- かに座 Cancer / Cnc 506平方度 春
- かみのけ座 Coma Berenices / Com 386平方度 春
- からす座 Corvus / Crv 184平方度 春
- こぐま座 Ursa Minor / UMi 256平方度 春
- こじし座 Leo Minor / LMi 232平方度 春
- コップ座 Crater / Crt 282平方度 春
- しし座 Leo / Leo 947平方度 春
- ポンプ座 Antlia / Ant 239平方度 春
- りょうけん座 Canes Venatici / CVn 465平方度 春
- ろくぶんぎ座 Sextans / Sex 314平方度 春
春の星座Q&A
春の星座について、よく聞かれる質問を簡単なQ&Aにまとめました。春の星座をより詳しく学べるよう、解説ページへのリンクもありますので、そちらもご覧下さい。
春の星座全天星図
春の星座の星図各種(クリックで大きな画像を開きます)をご用意しました。星座の学習にお役立てください。
四季の星座早見表(全天図)が入った88星座図鑑オリジナル「天体観測ノート(PDF)」を制作しました。ノートをダウンロードして印刷し、春の星座観察、自由研究にご利用ください。