秋の星座とは、おもに9月〜11月頃にかけて、夜に見やすい位置にある星座です。秋の大四辺形を作るペガスス座アンドロメダ座ペルセウス座カシオペヤ座など、神話に登場する星座たちや、12星座占いでおなじみのやぎ座みずがめ座うお座おひつじ座など、秋を代表する星座が秋の夜空を彩ります。

秋の星座早見表

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秋の星座
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上の全天図は、9月の午前0時頃、10月の午後10時頃、11月の午後8時頃、12月の午後6時頃に東京で見られる秋の星座です。見たい方角を向き、上の図を見上げるようにして図の方角と実際の方角を合わせると、見たい星座のだいたいの位置がわかります。

上の図は、全天図と同じ日時に、東京で東西南北の各方向を向いたときに見える星空です。見たい星座がどの方角に見えるのかあらかじめ調べておくと良いでしょう。

秋の星座一覧17件)

神話と秋の星座たち

ギリシャ神話に登場する秋の星座の主人公たちは、神々と人間がおりなす壮大なストーリーで、私たちを神話の世界に案内してくれます。秋の夜長にギリシャ神話の世界にひたってみてはいかがでしょうか?

古代ギリシャの時代、大神ゼウスにより創られた人間の世界でのお話。古代エチオピア国王ケフェウス(ケフェウス座)と王妃カシオペヤ(カシオペヤ座)は娘である王女アンドロメダ(アンドロメダ座)を、美の神よりも美しいと自慢していました。これを知った神々は怒り、思い上がった人間達をこらしめるため、王女アンドロメダを海の怪物ケートス(くじら座)の生け贄に差し出すよう要求します。

時を同じく、アルゴス国の王妃ダナエと大神ゼウスとの間に生まれたペルセウス(ペルセウス座)は、並外れた勇気と力を持つ勇者として、数々の冒険をしていました。そんな中、その顔を見た者はたちまち石になってしまうという恐ろしい魔女メドューサの退治に出かけます。見事、メドューサを退治し、メドューサの血から生まれた天馬ペガスス(ペガスス座)に乗り、故郷に帰る途中、生け贄にされそうになっているアンドロメダに出会います。

ペルセウスは、メドューサの首を持って海の怪物ケートスに立ち向かい、メドューサの力で海の怪物を石に変えてしまいます。王女アンドロメダを救った勇者ペルセウスは、王女と結ばれ、アルゴス国の国王として活躍したとも言われています。

また、この物語は、アドベンチャー映画の大作「タイタンの戦い」でも、より魅力的なお話として映画化されていますので、興味のある方は、ぜひ、映画もご覧ください。

秋の夜空をながめるのが楽しくなりますね。

秋の星座の見つけ方

神話に登場する、ペガスス座アンドロメダ座の4つの星を結んでできる大きな四角形は「秋の大四辺形」と呼ばれ、秋の星座のガイド役ともなっています。

秋の大四辺形のまわりには、物語の登場人物の星座が並んでいるので、探してみましょう。

秋の星座早見表(星図)

秋の星座の星図各種(クリックで大きな画像を開きます)をご用意しました。星座の学習にお役立てください。