黄道十二星座

黄道十二星座とは、おひつじ座おうし座ふたご座かに座しし座おとめ座てんびん座さそり座いて座やぎ座みずがめ座うお座の12星座。天球上の太陽の通り道である黄道に沿って並んだ12個の星座を指します。

黄道十二星座では、おひつじ座が12星座の最初の星座になっています。これは、紀元前2世紀ごろに黄道十二星座がまとめられた際に、天文学上の座標の原点となる春分点がおひつじ座の中にあったことから、おひつじ座が起点となりました。(現在の春分点はうお座の中にあります)

現在の星座領域の定義では、へびつかい座の一部も黄道にかぶっていますが、古来からの黄道十二星座には含まれません。

星座占いで使われる12星座は、「黄道十二宮(12 zodiac signs)」と呼ばれ、黄道上を12等分していますが、基本的に黄道十二星座(12 ecliptical constellations)と同じ星座になっているので、おなじみの星座ですね。

黄道十二星座
図:黄道十二星座

黄道

黄道十二星座が並ぶ「黄道」とは、どのようなものなのでしょうか。

地球は、太陽のまわりを公転しているため、地球から見た太陽の方向は毎日変わっていきます。

地球から見た太陽の方向を天球上に印を付け、それを1年分いでできる天球上の円を黄道と呼び、天球上の太陽の見かけの通り道を表します。

黄道
図:黄道

星図で見る黄道十二星座

現在の星図の中に、黄道を書き込んでみたのが下の図です。拡大してご覧ください。

オレンジ色の線は、1年のうちに太陽が星座の中を移動していく道筋をあらわす黄道になります。12個の星座の中を太陽が通っているのが分かりますね。

いや、よく見ると、さそり座の北にあるへびつかい座の中にも黄道が通っていることが分かります。

現代の天文学では各星座の領域が明確に定義されているため、黄道上には13星座があることになります。一方、紀元前2,500年までさかのぼる古代バビロニア時代に考えられたと言われる黄道十二星座は、星座の範囲を12等分して定めたもので、その概念は黄道十二宮として主に占星術の世界で使われて現在にります。

星座と生まれ月

星座占いでおなじみの黄道十二宮(12星座)は、黄道十二星座と深くかかわっています。

あなたの誕生日は何座ですか?12星座早見表を使って調べて見ましょう!

黄道十二星座一覧件)

    ×

    画像のご利用について

    下記の対象・利用条件にご同意いただける場合のみ、本画像の転載を許諾致します。
    詳しくはこちらをお読み下さい

    許諾対象

    公共機関、教育機関を含む非営利団体、個人

    許諾条件

    1. 非営利目的でのご利用に限ります
    2. ご利用は1つのサイト(冊子)に付き3点までと致します
    3. 画像内のクレジットは削除できません
    4. リサイズ以外の加工はできません
    5. 画像の近くに下記のクレジット表記およびリンクの設置が必要です
     

    ※利用条件外、営利目的での利用をご希望の場合は、別途、メールにてお問い合わせください。