ケンタウルス座について

ケンタウルス座は、上半身が人間で、下半身が馬というケンタウルスの姿を表した星座です。
2世紀にプトレマイオスによりまとめられた「トレミーの48星座」の1つです。南天に近い星座で、沖縄などの南の地域を除き、日本ではその上半身だけしか見ることができません。
ケンタウルス座 基本データデータの見方
和名 | ケンタウルス座 |
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学名 | Centaurus |
略符 | Cen |
設定者 | プトレマイオス(トレミー) |
概略位置 | 赤経:13h20m0s 赤緯:-47° |
面積 | 1060平方度 |
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20時正中 | 6月6日ごろ |
正中高度 | 約8° |
主な季節 | 南 |
肉眼星数 | 約280個 |
ケンタウルス座にまつわる神話
ギリシャ神話では、いて座のケイローンと共に物語に登場します。
勇者ヘルクレスが冒険の途中で荒々しいケンタウルス族の村に立ち寄りました。ケンタウルスの中でも心の優しいファロスがヘルクレスを家へ招待しましたが、お酒をめぐって他のケンタウルスと争いになってしまい、ヘルクレスは弓でたくさんのケンタウルスを殺してしまいました。その中にヘルクレスの弓の先生であったケイローンと優しいファロスもいて、これを哀れんだ神々がこの二人を星座にしました。