日本で見られる主な流星群一覧

毎年、国内で比較的活発に観測される主な流星群の一覧です。この中でも、しぶんぎ座流星群ペルセウス座流星群ふたご座流星群は3大流星群と呼ばれ、毎年多くの流星が観測されています。

表:主な流星群一覧2024年
名称星座出現期間極大
しぶんぎ座流星群りゅう座12月28日~1月12日1月4日18時
4月こと座流星群こと座4月14日~4月30日4月22日16時
みずがめ座η流星群みずがめ座4月19日~5月28日5月6日6時
みずがめ座δ流星群みずがめ座7月12日~8月23日7月31日
やぎ座α流星群やぎ座7月3日~8月15日7月31日
ペルセウス座流星群ペルセウス座7月17日~8月24日8月12日23時
はくちょう座κ流星群はくちょう座8月3日~8月28日8月17日
10月りゅう座流星群りゅう座10月6日~10月10日10月9日16時
オリオン座流星群オリオン座10月2日~11月7日10月21日15時
おうし座南流星群おうし座9月10日~11月20日11月5〜6日
おうし座北流星群おうし座10月20日~12月10日11月12〜13日
しし座流星群しし座11月6日~11月30日11月17日20時
ふたご座流星群ふたご座12月4日~12月17日12月14日10時
こぐま座流星群こぐま座12月17日~12月26日12月22日19時

現在、900を超える流星群が確認されており、2022年時点で110の流星群が国際天文学連合により公式に確定しています。しぶんぎ座は現在の88星座にはありませんが、命名当時の名前が今も使われています。

流星群とは

流星群は、流星が、ある決まった期間に放射点と呼ばれる天球上の特定の場所から放射状に集中して流れる現象です。

流星物質の多くは、彗星が残していったチリです。彗星からは太陽からの熱や風によって表面の氷やチリがガスのように吹き出しています。吹き出したチリは太陽のまわりを公転し続けます。このチリの集まりの中に地球が入ると、短い期間の間にたくさんの流星を見ることができます。これを流星群と呼んでいます。毎年同じ時期に、同じ流星物質の集まりの中に入るため、流星群が見られる時期は決まっています。