へび座について

へび座(蛇座)は、医神アスクレピオス(へびつかい座)にからみつく大蛇の姿を表した星座です。2世紀にプトレマイオスによりまとめられた「トレミーの48星座」の1つです。へびつかい座にさえぎられる形で、頭と尾が東西に分かれていますが、へびつかい座といっしょの星座と見たほうがわかりやすいでしょう。
へび座 基本データデータの見方
和名 | へび座(蛇座) |
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学名 | Serpens |
略符 | Ser |
設定者 | プトレマイオス(トレミー) |
概略位置 | 赤経:15h35m0s 赤緯:+10° |
面積 | 676平方度 |
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20時正中 | 7月10日ごろ |
正中高度 | 約64° |
主な季節 | 夏 |
肉眼星数 | 約70+40個 |
へび座にまつわる神話
ギリシャ神話では、へびは、死者をもよみがえらせた医神アスクレピオスの分身でもあり、脱皮を繰り返すことから「回復力」や「再生」などといった健康のシンボルと見られていました。