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天体望遠鏡で観よう!惑星探検2019

 
 
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天体望遠鏡で観よう!惑星探検2018

2019年は、日食を楽しもう!
国内では2回の日食と1回の月食を見ることができます。

ここでは、太陽系の主な惑星について、主なトピックや観測の好機をご紹介します。火星や、金星、木星、土星の美しいすがたを、ぜひ、天体望遠鏡でご覧ください。

火星大接近

2018年12月17日公開

日食を観よう

2019年は1月と12月に、「部分日食」を見ることができます。

日食のしくみ(模式図)

「月食」は、太陽と月の間に地球が入り、地球の影が月をおおいかくす現象で、月全体が影の中に入ってしまう場合を「皆既月食かいきげっしょく」、一部分だけが入る場合を「部分月食ぶぶんげっしょく」と呼んでいます。

月食のしくみ

1月6日の部分日食

2019年1月6日の午前中に、全国で部分日食ぶぶんにっしょくが見られます。

日本で見られる日食は、2016年3月の部分日食から3年ぶりとなり、北の地域ほど大きく欠けます。札幌では太陽の半分以上が欠ける見応えのある部分日食となります。

観察には日食グラスを利用し、直接太陽を見ないように注意しましょう。天体望遠鏡で直接太陽を見ると失明(しつめい)する危険があるので、天体望遠鏡では、決して太陽を見ないようにしましょう。

東京では午前8時43分頃から欠けはじめ、10時5分頃に食の最大(食分0.422)となり、11時38分頃に日食が終わります。食の初めから終わりまで3時間ほどの天体ショーとなります。

各地域の食の最大
各地域の食の最大

東京での見え方
東京での見え方

12月26日の部分日食

2019年12月26日には、インドネシア方面で金環日食きんかんにっしょくが見られます。同時に、日本全国でも部分日食を見ることができます。

西日本では欠ける部分が大きく、日食の最初から最後まで見ることができます。東日本では、より東へ行くほど日食が終わる前に太陽が沈んでしまいますので、地平線が見えるような見晴らしの良い場所から見ると良いでしょう。

観察には日食グラスを利用し、直接太陽を見ないように注意しましょう。天体望遠鏡で直接太陽を見ると失明(しつめい)する危険があるので、天体望遠鏡では、決して太陽を見ないようにしましょう。

東京では午後2時28分頃から欠けはじめ、3時35分頃に食の最大(食分0.388)となり、4時30分頃に日食が終わると同時に太陽は地平線に沈んでいきます。

各地域の食の最大
各地域の食の最大

東京での見え方
東京での見え方

月食を観よう

2019年は7月に、「部分月食」を見ることができます。

月食のしくみ(模式図)

「月食」は、太陽と月の間に地球が入り、地球の影が月をおおいかくす現象で、月全体が影の中に入ってしまう場合を「皆既月食かいきげっしょく」、一部分だけが入る場合を「部分月食ぶぶんげっしょく」と呼んでいます。

月食のしくみ

7月17日の部分月食

2019年7月17日の午前5時過ぎから8時にかけて、中国地方や四国地方より西の地域で部分月食ぶぶんげっしょくが見られます。

午前3時40分過ぎから半影食はんえいしょくが始まりますが、部分月食の開始から間もなくして月が沈んでしまうため、短時間しか見られない地域も多く、条件は良くありません。より西に位置する沖縄県では30分〜40分ほど見ることができますが、月が欠けた状態で沈んでしまいます。

事前に双眼鏡や天体望遠鏡を準備して、夏休み直前の天体ショーを見逃さないようにしましょう。

那覇では午前5時1分頃から欠けはじめ、最も欠ける午前6時半を待たずに、午前5時45分過ぎには月が沈んでしまいます。

地球の影に対する月の動き
地球の影に対する月の動き

那覇での見え方
那覇での見え方

太陽系について

太陽系

私たちが暮らしている地球は、約365日をかけて太陽のまわりを1まわりしています(公転こうてん と呼びます)。 地球のほかにも、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星などの 惑星わくせいと呼ばれる天体が太陽のまわりをまわっています。

私たちの太陽系

冥王星めいおうせい 」は1930年の発見以来「惑星」に分類されていましたが、2006年8月の国際天文学連合(IAU)総会で「惑星」の定義から外されました。

天体望遠鏡で惑星を観測しよう

金星1月〜2月が見ごろ

1月6日午後5時半頃の東京の空

金星の位置

2019年は高度が低くあまり良い条件ではありませんが、1月〜2月は「明けの明星」として明け方の東の空にひときわ明るく明るく輝く金星を見ることができます。12月には、「宵の明星」として、日没前の西の空で明るく輝きます。

8月1日に、金星が月に隠れる「金星食」が見られますが、明け方で月も昇ったばかりのため、条件はあまり良くありません。

1月~6月にかけて、「さそり座」付近から「みずがめ座」、「おうし座」へと移り、最後は「やぎ座」へと大きく動いていきます。

火星1月〜3月が見ごろ

1月13日午後8時の東京の空

火星の位置

2018年の大接近で話題になった火星は、地球からどんどん遠ざかり、今年前半までが比較的観測しやすいでしょう。7月4日には、火星が月に隠れる「火星食」が見られますが、日中の現象のため観測は難しいでしょう。

9月4日に合となり、見掛けの位置が太陽に近いため、8月〜10月は観測が難しくなります。年の前半は「うお座」から「おひつじ座」「オリオン座」へ、後半は「ふたご座」から「しし座」「おとめ座」「てんびん座」へと移っていきます。

東京では、1月〜3月の日の入り後、南西から西の空に1等星ほどの明るさで見え、午後10時頃には沈んでいきます。

木星5〜7月が見ごろ

6月11日深夜0時の東京の空

木星の位置

木星は、大きな動きはありませんが、1年のほとんどを「へびつかい座」の中で移動するため見つけやすいでしょう。年末にかけて「いて座」へと移っていきます。

東京では、6月中旬は午後7時頃に東の空に昇り、一晩中明るく輝いたのち、明け方には西の空に沈んでいきます。近くには、赤く輝く「さそり座」のアンタレスが見え、木星との色の対比が美しいでしょう。

土星6月〜7月が見ごろ

7月10日午後11時頃の東京の空

土星の位置

2019年の土星は、1年中「いて座」の中にいて、あまり高い位置には昇りませんが、環の傾きも大きく、明るさが増す今年中頃が観測のチャンスとなります。

東京では、7月中旬は午後7時頃に東の空に昇り、一晩中明るく輝いたのち、明け方には西の空に沈んでいきます。

天体望遠鏡ラインナップ

天体望遠鏡性能比較表 天体望遠鏡の性能について
型番 RXA237 RXA125
適正倍率 60倍 76倍
最高倍率 210倍 152倍
有効径 60mm 76mm
焦点距離 700mm 300mm
口径比 F11.7 F4
集光力 73.5倍 118倍
分解能 2.36秒 1.52秒
極限等級 10.67等星 11.9等星
学習用天体望遠鏡の専門店
  • 科学専門スタッフが丁寧に商品紹介!
  • 特長がよくわかる写真を独自に撮影!
  • 学習文具の老舗レイメイ藤井製!

天体望遠鏡百科

天体・天体望遠鏡についての基礎知識をご紹介します。天体望遠鏡を買う前に読んでみましょう。

天体まめ知識

天体や宇宙、天文学の基礎知識について学びましょう。

天体望遠鏡のしくみ

天体望遠鏡の構造や性能、用語について解説します。

天体望遠鏡の使い方

天体望遠鏡の基本的な使い方を紹介します。