おうし座について

おうし座

おうし座は、狩人オリオンに襲いかかる牡牛の姿をした冬の星座です。
プトレマイオスによりまとめられた「トレミーの48星座」の1つで、誕生星座で知られる黄道十二星座の1つです。おうし座で最も明るい1等星アルデバランはおうしの右目にあたる星で、英語ではBull's Eye(ブルズ・アイ:牡牛の目)とも呼ばれています。

また、日本では「すばる」と呼ばれるプレアデス、ヒアデスの2つの星団があり、小さな星が無数に集まって明るく輝いている姿を見ることができます。

おうし座 基本データデータの見方

和名おうし座(牡牛座)
学名Taurus
略符Tau
設定者プトレマイオス(トレミー)
概略位置赤経:4h30m0s 赤緯:+18°
面積797平方度
20時正中1月23日ごろ
正中高度約72°
主な季節
肉眼星数約130個

おうし座にまつわる神話

ギリシャ神話では、大神ゼウスがフェニキア王の一人娘エウロパをさらうときに変身した牡牛の姿と言われています。

おうし座の見つけ方

おうし座の季節は冬。11月下旬の午前0時、12月下旬の午後10時、1月下旬の午後8時頃には南の空70°ほどの高さまで昇り、見ごろとなります。
オリオン座の三つ星を結んだ線を西の方へ延ばしていくと、オレンジ色に輝くおうし座の1等星アルデバランが見つかります。アルデバランを取り巻く星をY字型に繋いでいくと大きな牡牛の姿があらわれ、M45プレアデス星団やMel25ヒアデス星団も輝き、賑やかな星空が広がります。

黄道十二星座であるおうし座は、黄道に沿って東にふたご座、西におひつじ座が並びます。

※上の星図は20時正中時の星空を表しています。半月前の21時、1ヶ月前の22時、2ヶ月前の24時とほぼ同じ星空となります。

この他、冬の大三角をガイドにした、おうし座の見つけ方、冬を代表する星座たちの見つけ方をご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。

12星座占いと牡牛座

牡牛座サイン

おうし座は、西洋占星術の誕生星座としても知られ、4/20〜5/20生まれが牡牛座となります。

ギリシャ神話では、勇者オリオンに向かって猛進する荒々しい牡牛座。牡牛座生まれの人は、どのような性格や運勢の持ち主なのでしょうか? おうし座と牡牛座の違いとは? 誕生日におうし座は見える?

そんな疑問にお答えします。

黄道十二星座一覧件)