いっかくじゅう座について

いっかくじゅう座

いっかくじゅう座(一角獣座)は、一角獣ユニコーンの姿をした冬の星座です。
ユニコーンとは、がある馬の姿で、つかまえると幸運がれると信じられていた伝説の生き物です。

17世紀前半に活躍したドイツの天文学者バルチウスにより設定された2つの星座の1つです。冬の大三角の真ん中という目立つ場所にありますが、4等星がいくつかあるだけの見つけにくい星座です。

いっかくじゅう座 基本データデータの見方

和名いっかくじゅう座(一角獣座)
学名Monoceros
略符Mon
設定者ヤコブス・バルチウス
概略位置赤経:7h0m0s 赤緯:-3°
面積482平方度
20時正中3月2日ごろ
正中高度約51°
主な季節
肉眼星数約130個

いっかくじゅう座にまつわる神話

新しい星座なので神話はありません。

いっかくじゅう座の見つけ方

いっかくじゅう座の季節は冬。3月上旬の午後8時頃には南の空50°ほどの高さまで昇り、見ごろを迎えます。
地平線から天頂までのほぼ中央、3つの1等星が作る冬の大三角に囲まれ天の川に横たわるいっかくじゅう座が見つかります。最も明るくても4等級という暗い星だけで作られているため、伝説のユニコーンの姿を想像するのは難しいかもしれません。

※上の星図は20時正中時の星空を表しています。半月前の21時、1ヶ月前の22時、2ヶ月前の24時とほぼ同じ星空となります。

冬の大三角をガイドにした、冬を代表する星座たちの見つけ方をご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。

季節の星座一覧件)