太陽を中心に、そのまわりを回る地球を始めとする惑星衛星、その他の天体をまとめて太陽系と呼びます。

太陽系の主な仲間は、太陽、水星金星地球火星木星土星天王星海王星ですが、火星と木星の間には、小さな天体が帯のように集まった小惑星帯があり、海王星の外側には冥王星を始めとするいくつかの準惑星があります。

太陽系の

冥王星の外側には、冥王星と同じぐらいの大きさを持つ天体エリスを初め、大きな天体がいくつも見つかっています。また、この辺りには、エッジワース・カイパーベルトと呼ばれる氷でできた小天体の集まりなども見つかっています。

さらに、太陽系の一番外側には、無数の小天体が球状に広がるオールトの雲と呼ばれる空間があると考えられています。太陽系を回る彗星は、このオールトの雲やエッジワース・カイパーベルトにあった天体が、軌道から外れてやってきたものと考えられています。

太陽系の天体

表:基本データ
天体 直径(Km) 太陽までの距離(万Km) 公転時間
水星 4,878 5,791 88日
金星 12,103 10,820 225日
地球 12,758 14,960 365日
火星 6,786 22,794 687日
木星 142,984 77,833 12年
土星 120,536 142,698 28年
天王星 51,118 287,099 84年
海王星 49,528 449,707 165年
冥王星 2,284 591,352 249年

※太陽までの距離は平均距離です