太陽系で最も大きな木星は、直径が地球の11倍もあります。

木星は、そのほとんどが水素やヘリウムのガスでおおわれたガスの惑星です。厚い雲が渦をまきながらおおっていて、大赤斑と呼ばれる赤い目玉のような巨大な渦が見られます。

木星のまわりにはたくさんの衛星があり、大きな木星といくつもの小さな衛星がきれいに並んで見えます。17世紀にイタリアの科学者ガリレオ・ガリレイによって発見された4つの大きな衛星イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト(この4つはガリレオ衛星と呼ばれています)の他に、50個をこえる衛星が発見され、毎年その数が増え続けています。

  • 2027年
  • 2026年

2027年の木星惑星の動き

2026年12月13日の留で逆行に転じた木星は、年初にしし座の1等星レグルスの近くにいます。逆行を続けながら3月中旬にかに座へ移り、4月13日の留で順行に戻ると、5月中旬に再びしし座へ入ります。その後は順行のまましし座の中を進み、年末にはおとめ座へと移っていきます。

2月11日の衝には、東京の午前0時頃に南の空約70°の高さまで昇り、視直径が約45秒、マイナス2.6等級の明るさとなります。この頃は、2月20日に地球に最接近する火星も近くで明るく輝き、レグルスを挟んで並ぶ姿を楽しむことができます。その後は徐々に西の空に傾いていきますので、年の前半が観測のチャンスとなるでしょう。

表:2027年の木星の主な動き
東矩5月9日
西矩12月19日
合8月31日
衝2月11日
留(順行から逆行)なし
留(逆行から順行)4月13日

※国立天文台参考値

木星はどんな惑星(2027年の動き)|やさしい88星座図鑑 https://www.study-style.com/seiza/objects/Jupiter/?tab=2027 2027年の主な動き

2026年の木星惑星の動き

年初にふたご座の中を逆行する木星は、3月11日の留を迎えると順行に戻り、その後年末にかけてかに座、しし座へと移っていきます。12月13日に留を迎えるとしし座の中を逆行し、年内はしし座に留まります。

1月10日の衝には、東京の午前0時頃に南の空高く昇り、視直径が約47秒、マイナス2.7等級の明るさとなり、冬の星空でひときわ目立つ存在となります。その後は徐々に高度を下げ、西の空に傾いていきますので、年の前半が観測のチャンスとなるでしょう。

11月16日、17日の深夜には、明るい木星(-2.2等級)と赤く輝く火星(0.7等級)が接近し、冬の大三角と共に賑やかな星空を楽しむ事ができます。

表:2026年の木星の主な動き
東矩4月6日
西矩11月18日
合7月29日
衝1月10日
留(順行から逆行)12月13日
留(逆行から順行)3月11日

※国立天文台参考値

木星はどんな惑星(2026年の動き)|やさしい88星座図鑑 https://www.study-style.com/seiza/objects/Jupiter/?tab=2026 2026年の主な動き

観測メモ

木星は、金星の次に明るい惑星なので、見つけやすいでしょう。
天体望遠鏡では、低い倍率で木星と衛星全体を、高い倍率でうっすらと縞模様を観ることができます。

ガリレオ衛星の見え方
図:ガリレオ衛星の見え方

基本データデータの見方

半径6.991 x 104 km(地球の約10.973倍)
質量1.898 x 1027 kg(地球の約317.828倍)
体積1.431 x 1015 Km3(地球の約1321.337倍)
表面積6.142 x 1010 Km2(地球の約120.414倍)
表面温度-148℃~
自転周期9.925時間
太陽からの平均距離7.783 x 108 Km(5.203 AU)
近日点距離 7.407 x 108 Km(4.951 AU)
遠日点距離 8.160 x 108 Km(5.455AU)
公転周期4,332.82 地球日
衛星イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト、他
全97個(2025年5/1日現在)
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