らしんばん座について

らしんばん座(羅針盤座)は、航海に使う羅針盤の形を表した星座です。羅針盤とは、航海用の方位磁石(コンパス)のことです。おもに南半球で見ることができる南天の星座で、ギリシャ神話に登場する大帆船アルゴー号に由来するアルゴ座が4つに分割されてできた星座(りゅうこつ座、とも座、ほ座、らしんばん座)の1つです。
らしんばん座 基本データデータの見方
和名 | らしんばん座(羅針盤座) |
---|---|
学名 | Pyxis |
略符 | Pyx |
設定者 | ニコラス・ルイ・ラカイユ |
概略位置 | 赤経:8h50m0s 赤緯:-28° |
面積 | 221平方度 |
---|---|
20時正中 | 3月30日ごろ |
正中高度 | 約26° |
主な季節 | 南 |
肉眼星数 | 約40個 |
らしんばん座にまつわる神話
新しい星座なので神話はありませんが、分割される前のアルゴ座(またはアルゴ船座)には、巨大な帆船アルゴー号に乗り黄金の羊の毛皮を求めて旅をする、アルゴ遠征隊の壮大な冒険物語が伝えられています。