りゅうこつ座について

りゅうこつ座(竜骨座)は、船の骨組みの形を表した星座です。
おもに南半球で見ることができる南天の星座で、ギリシャ神話に登場する大帆船アルゴー号に由来するアルゴ座が4つに分割されてできた星座(りゅうこつ座、とも座、ほ座、らしんばん座)の1つです。
りゅうこつ座ととも座は全天で2番目にあかるい星カノープスでつながっています。日本からは非常に低い高度に見えるため、なかなか見る事はできませんが、カノープスを見ることができると長生きできると言われています。
りゅうこつ座 基本データデータの見方
和名 | りゅうこつ座(竜骨座) |
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学名 | Carina |
略符 | Car |
設定者 | ニコラス・ルイ・ラカイユ |
概略位置 | 赤経:8h40m0s 赤緯:-62° |
面積 | 494平方度 |
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20時正中 | 3月27日ごろ |
正中高度 | 約-8° |
主な季節 | 南 |
肉眼星数 | 約220個 |
りゅうこつ座にまつわる神話
新しい星座なので神話はありませんが、分割される前のアルゴ座(またはアルゴ船座)には、巨大な帆船アルゴー号に乗り黄金の羊の毛皮を求めて旅をする、アルゴ遠征隊の壮大な冒険物語が伝えられています。