もくじ
ほ座について
ほ座(帆座)は、風を受けて大きくふくらむ帆船の帆の形を表した星座です。おもに南半球で見ることができる南天の星座で、ギリシャ神話に登場する大帆船アルゴー号に由来するアルゴ座が4つに分割されてできた星座(りゅうこつ座、とも座、ほ座、らしんばん座)の1つです。
ほ座は、2~4等星が輪のように並んだ星座で、となりのりゅうこつ座の2つの2等星とほ座の2つの2等星が十字架の形に並んで見えることから、近くにある南十字星に対して「ニセ十字星」と呼ばれています。
ほ座にまつわる神話
新しい星座なので神話はありませんが、分割される前のアルゴ座(またはアルゴ船座)には、巨大な帆船アルゴー号に乗り黄金の羊の毛皮を求めて旅をする、アルゴ遠征隊の壮大な冒険物語が伝えられています。
ほ座の姿(見え方・星図)
ほ座はどんな形をしているのでしょうか。星空の中でどのように見えるのでしょうか。
イラストや星図を見ながら調べてみましょう。
星空パネルでは、星座を作る星や星座線、イラストなどをオン・オフしながら、ほ座の姿を楽しむ事ができます。
ほ座 基本データデータの見方
和名 | ほ座(帆座) |
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学名 | Vela |
略符 | Vel |
設定者 | ニコラス・ルイ・ラカイユ |
概略位置 | 赤経:9h30m0s 赤緯:-45° |
面積 | 499.649平方度(全天32位) |
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20時正中 | 4月9日ごろ |
正中高度 | 約9° |
主な季節 | 南 |
肉眼星数 | 約200個 |