ほ座について

ほ座

ほ座(帆座)は、風を受けて大きくふくらむ帆船の形を表した星座です。おもに南半球で見ることができる南天の星座で、ギリシャ神話に登場する大帆船アルゴー号に由来するアルゴ座が4つに分割されてできた星座(りゅうこつ座とも座、ほ座、らしんばん座)の1つです。

ほ座は、2~4等星が輪のように並んだ星座で、となりのりゅうこつ座の2つの2等星とほ座の2つの2等星が十字架の形に並んで見えることから、近くにある南十字星に対して「ニセ十字星」と呼ばれています。

ほ座 基本データデータの見方

和名ほ座(帆座)
学名Vela
略符Vel
設定者ニコラス・ルイ・ラカイユ
概略位置赤経:9h30m0s 赤緯:-45°
面積500平方度
20時正中4月9日ごろ
正中高度約9°
主な季節
肉眼星数約200個

ほ座にまつわる神話

新しい星座なので神話はありませんが、分割される前のアルゴ座(またはアルゴ船座)には、巨大な帆船アルゴー号に乗り黄金の羊の毛皮を求めて旅をする、アルゴ遠征隊壮大な冒険物語が伝えられています。

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