こじし座について

こじし座

こじし座(小獅子座)は、小さなライオンの姿を表した春の星座です。
17世紀に活躍したポーランドの天文学者ヘベリウスにより設定された7つの星座の1つです。しし座の頭と、おおぐま座の足下にはさまれたところにあり、暗い星で形づくられた目立たない星座です。

こじし座 基本データデータの見方

和名こじし座(小獅子座)
学名Leo Minor
略符LMi
設定者ヨハネス・ヘベリウス
概略位置赤経:10h20m0s 赤緯:+33°
面積232平方度
20時正中4月22日ごろ
正中高度約87°
主な季節
肉眼星数約40個

こじし座にまつわる神話

新しい星座なので神話はありません。

こじし座の見つけ方

こじし座の季節は春。4月下旬の午後8時頃には天頂付近にまで昇り、見ごろを迎えます。
南の空に輝くしし座の1等星レグルスを目印に天頂に目を向けると、4つの4~5等星が横に並んだこじし座が見つかります。暗い星で形作られるため、小さなライオンの姿をイメージするのは難しいかもしれません。

この頃、南東の空には春の大三角、南西の空には冬の大三角が輝き、賑やかな星空となっています。

※上の星図は20時正中時の星空を表しています。半月前の21時、1ヶ月前の22時、2ヶ月前の24時とほぼ同じ星空となります。

春の大曲線春の大三角、北斗七星をガイドにした春を代表する星座たちの見つけ方をご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。

季節の星座一覧件)