春の大曲線とは
春の大曲線は、北斗七星の柄の部分から線をのばし、うしかい座の1等星アークトゥルス、おとめ座の1等星スピカを結んでできる大きな曲線です。春の夜空を彩るこの壮大な図形は、「春の大三角」とともに春の星座のガイド役として知られています。

北斗七星の柄の部分にあたる3つの星からカーブを描くように線を伸ばしていくと、ひときわ明るい星が見つかります。うしかい座のα星アークトゥルスです。さらに伸ばしていくとおとめ座のα星スピカにたどりつきます。北斗七星、アークトゥルス、スピカを結ぶ大きなカーブは「春の大曲線」と呼ばれ、春の星座のガイド役ともなっています。
春の大三角とは
春の大三角は、春の夜空に輝く3つの星、うしかい座のα星アークトゥルス、おとめ座のα星スピカ、しし座のβ星デネボラを結んでできる大きな三角形で、春の大三角形とも呼ばれています。「春の大曲線」とともに春の夜空に壮大な図形を浮かび上がらせています。