うしかい座について

うしかい座(牛飼座)は、2匹の猟犬(りょうけん座)を従え、こぶしを振り上げる巨人の姿を表した星座です。プトレマイオスによりまとめられた48星座の1つで、細長い五角形の先端にあるオレンジ色に輝く1等星アークトゥルスは、おとめ座の1等星スピカ、しし座の2等星デネボラと合わせて春の大三角を作っていることでも知られています。
うしかい座のα星アークトゥルスは、おおぐま座の後ろをついてまわることから、ギリシャ語の「熊の番人」という意味の名前が付けられたと言われています。
うしかい座 基本データデータの見方
和名 | うしかい座(牛飼座) |
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学名 | Bootes |
略符 | Boo |
設定者 | プトレマイオス(トレミー) |
概略位置 | 赤経:14h35m0s 赤緯:+30° |
面積 | 907平方度 |
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20時正中 | 6月25日ごろ |
正中高度 | 約84° |
主な季節 | 春 |
肉眼星数 | 約140個 |
うしかい座にまつわる神話
ギリシャ神話では、この牛飼いは、天空を両腕でささえる巨人アトラスとも言われています。