アンドロメダ座について

アンドロメダ座は、ギリシャ神話に登場する両腕を鎖でつながれ囚われの身となった古代エチオピアの王女アンドロメダの姿を表した星座です。秋を代表する星座の1つで、王女の頭にあたるα星アルフェラッツは、ペガスス座と共に秋の大四辺形を形作っています。
2世紀にプトレマイオスによりまとめられた48星座の1つで、アンドロメダ銀河があることでも知られる大きな星座です。
アンドロメダ座 基本データデータの見方
和名 | アンドロメダ座 |
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学名 | Andromeda |
略符 | And |
設定者 | プトレマイオス(トレミー) |
概略位置 | 赤経:0h40m0s 赤緯:+38° |
面積 | 722平方度 |
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20時正中 | 11月26日ごろ |
正中高度 | 約88° |
主な季節 | 秋 |
肉眼星数 | 約150個 |
アンドロメダ座にまつわる神話
ギリシャ神話では、ペルセウスとペガススの物語の中にアンドロメダが登場します。
古代エチオピアの王ケフェウスと王妃カシオペヤの娘アンドロメダ姫はとても美しく、両親からとても愛されていました。カシオペヤが娘の美しさをあまりにも自慢したために、神々が怒り、アンドロメダを怪物くじらの生け贄にしようとしました。
そこへ、魔女メドューサの首をとり、ペガススに乗って帰る途中のペルセウスが通りかかりました。鎖につながれた美しいアンドロメダを救おうと、ペルセウスは怪物くじらと戦い、見事退治しました。この時の怪物くじらがくじら座となり物語の登場人物が秋の夜空にならんでいます。