りゅう座について

りゅう座

りゅう座(竜座)は、北の空に大きく横たわる伝説の動物、の姿を表した星座です。2世紀にプトレマイオスによりまとめられた「トレミーの48星座」の1つです。小さな四角形に並んだ星が竜の頭の部分で、長い胴体を大きく折り曲げながらこぐま座おおぐま座の間にしっぽを伸ばしています。

また、りゅう座には、毎年お正月の時期に活発になる3大流星群の1つしぶんぎ座流星群と、毎年10月上旬に活発になる10月りゅう座流星群の2つの流星群があります。

りゅう座 基本データデータの見方

和名りゅう座(竜座)
学名Draco
略符Dra
設定者プトレマイオス(トレミー)
概略位置赤経:17h0m0s 赤緯:+60°
面積1083平方度
20時正中8月1日ごろ
正中高度約N66°
主な季節
肉眼星数約210個

りゅう座にまつわる神話

ギリシャ神話では、この竜は、世界の西のてヘスペリデスの園で、大神ゼウスと女神ヘラの大切な黄金のリンゴの木を守る役目についていましたが、うっかり居眠りをしてしまったため、そのリンゴをわれてしまいました。しかし、長い間リンゴを守ってきたことを認められ、竜は星座として空に上げられたと言われています。

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