うさぎ座について

うさぎ座

うさぎ座(兎座)は、オリオンの足下を逃げまわるウサギの姿をした小さな冬の星座です。
2世紀にプトレマイオスによりまとめられた「トレミーの48星座」の1つで、3〜4等星の暗い星が四辺形(台形)のように並んでいます。

うさぎ座 基本データデータの見方

和名うさぎ座(兎座)
学名Lepus
略符Lep
設定者プトレマイオス(トレミー)
概略位置赤経:5h25m0s 赤緯:-20°
面積290平方度
20時正中2月6日ごろ
正中高度約34°
主な季節
肉眼星数約70個

うさぎ座にまつわる神話

ギリシャ神話では、気性の荒いオリオンに優しい心を持たせるために、神がうさぎをつかわしました。

しかし、オリオンはこのうさぎをみつぶしてしまったため、神がれみ、星座にしたと言われています。

うさぎ座の見つけ方

うさぎ座の季節は冬。2月上旬の午後8時頃には南の空40°ほどの高さまで昇り、見ごろを迎えます。
南の空でひときわ明るく輝くおおいぬ座のシリウスの西、オリオン座の足下にうさぎ座が見つかります。暗い3〜4等星で作られる小さな星座ですが、オリオン座のすぐ南にあるので見つけやすく、形も分かりやすいでしょう。

※上の星図は20時正中時の星空を表しています。半月前の21時、1ヶ月前の22時、2ヶ月前の24時とほぼ同じ星空となります。

冬の大三角をガイドにした、冬を代表する星座たちの見つけ方をご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。

季節の星座一覧件)