射手座(いて座)は、黄道十二星座の1つで、11月23日〜12月21日生まれの誕生星座です。西洋占星術で使われる黄道十二宮人馬宮に対応する星座で、射手座の人の性格を一言で言うと情熱的で自由奔放。

射手座の誕生日(11/23〜12/21)

射手座(いて座)の誕生日はいつ?11月23日〜12月21日に生まれた人は、誕生星座が射手座になります。これは主要な期間であり、実際の太陽の動きから見た場合、生まれた年によって境界となる日時が異なる事をご存じでしょうか?

2023年は、太陽の黄径が240°〜270°となる11月22日23時3分〜12月22日12時27分に生まれた人が概ね射手座(人馬宮)となります。

11月23日〜12月21日生まれ

射手座いて座

Sagittarius
射手座(人馬宮)
人馬宮

射手座の性格は自由奔放

射手座(いて座)の人の性格は、一言で言えば自由奔放。

ギリシャ神話では、ケンタウルス族の弓の達人ケイローンの姿を表した射手座。射手座生まれの人は、冒険心や探究心が強く、情熱的で行動力があります。物事を深く考えるため理性的で哲学的である反面、既成概念にとらわれない自由奔放な性格も併せ持っています。幅広い分野に興味を持ちエネルギッシュに取り組むため多趣味ですが、熱しやすく冷めやすい面もあるようです。

表:射手座の属性
項目概要射手座の属性
ポラリティ外交性、内向性陽、男性宮(外交的、行動的、主導性)
クオリティ行動の傾向柔軟宮(物事を調整する能力)
エレメント4元素、価値観や性質火(創造性、行動力)
ルーラー支配星、守護星木星(冒険家・自由奔放)
身体部位特徴となる身体の部位臀部、腿
シンボルカラー内面から見た色紫色、紺色
適性・職業適性のある職業教師、パイロット、貿易関係、マスコミ・出版関係

射手座といて座

天文学上の黄道十二星座を表す場合は「いて座」、星座占いの黄道十二宮を表す場合は「射手座」と表記して区別しています。

太陽星座とも呼ばれる誕生星座は、生まれた日時に地球から見て太陽が見える方向にある星座と言われていますが、実際には、射手座の期間には太陽はさそり座からへびつかい座を通りいて座の中に入ります。へびつかい座は黄道十二星座には含まれていませんが、実際には太陽はへびつかい座の端を通ります。これは、西洋占星術が生まれたと言われる約2000年前から少しずつ地球と太陽、星座の位置関係がズレてきていることと、現代の星座の範囲が星座毎に違っていることによります。

天球上の太陽の通り道である黄道上には12個の星座が並んでおり、約1年をかけてその中を1周します。星座占いでは、黄道面上の春分点を0°とし、1周360°を12等分して30°ずつに区切り、それぞれに星座を割り当てます。

生まれた日時に太陽の位置(黄径)が240°〜270°の範囲にあれば射手座となります。この期間は、二十四節気では小雪から冬至までの約1ヶ月間になります。

誕生日にいて座は見える?

射手座の誕生日となる時期、いて座は太陽のある方向にあるため、空の中を太陽と一緒に移動します。このため、星座が昇っているのは昼間となるため基本的には見る事ができません。

しかし、誕生星座と実際の星座の位置がズレているため、日没後の1時間ほどは西の空低くにいて座を見つけることができます。夏の星座の一つであるいて座は、8月〜9月頃が見ごろとなります。