牡牛座(おうし座)は、黄道十二星座の1つで、4月20日〜5月20日生まれの誕生星座です。西洋占星術で使われる黄道十二宮金牛宮に対応する星座で、牡牛座の人の性格を一言で言うとマイペースで粘り強い。

牡牛座の誕生日(4/20〜5/20)

牡牛座(おうし座)の誕生日はいつ?4月20日〜5月20日に生まれた人は、誕生星座が牡牛座になります。これは主要な期間であり、実際の太陽の動きから見た場合、生まれた年によって境界となる日時が異なる事をご存じでしょうか?

2023年は、太陽の黄径が30°〜60°となる4月20日17時14分〜5月21日16時9分に生まれた人が概ね牡牛座(金牛宮)となります。

4月20日〜5月20日生まれ

牡牛座おうし座

Taurus
牡牛座(金牛宮)
金牛宮

牡牛座の性格はマイペース

牡牛座(おうし座)の人の性格は、一言で言えばマイペース。

ギリシャ神話では、勇者オリオンに向かって猛進する荒々しい牡牛のイメージですが、12星座占いではちょっとイメージが異なります。牡牛座生まれの人は、穏やかで落ち着いたイメージであり、戦いを避けて平和を望みます。協調性が高くマイペースな雰囲気は人々に安心を与えます。穏やかな中にも強い意志があり、粘り強さも持っています。感性に恵まれ、美しい物を所有したり、美味しい物などにお金をかける傾向があり、物欲や所有欲が強いとみられることがあります。

表:牡牛座の属性
項目概要牡牛座の属性
ポラリティ外交性、内向性陰、女性宮(内向的、受動的、協調性)
クオリティ行動の傾向不動宮(物事を持続させる能力)
エレメント4元素、価値観や性質地(堅実、安定)
ルーラー支配星、守護星金星(美意識・執着心)
身体部位特徴となる身体の部位首、喉
シンボルカラー内面から見た色緑色
適性・職業適性のある職業料理家、収集家、歌手、芸術家

牡牛座とおうし座

天文学上の黄道十二星座を表す場合は「おうし座」、星座占いの黄道十二宮を表す場合は「牡牛座」と表記して区別しています。

太陽星座とも呼ばれる誕生星座は、生まれた日時に地球から見て太陽が見える方向にある星座と言われていますが、実際には、牡牛座の期間には太陽はほとんどおひつじ座の中にあり、おうし座の中にいる期間はわずかです。これは、西洋占星術が生まれたと言われる約2000年前から少しずつ地球と太陽、星座の位置関係がズレてきていることと、現代の星座の範囲が星座毎に違っていることによります。

天球上の太陽の通り道である黄道上には12個の星座が並んでおり、約1年をかけてその中を1周します。星座占いでは、黄道面上の春分点を0°とし、1周360°を12等分して30°ずつに区切り、それぞれに星座を割り当てます。

生まれた日時に太陽の位置(黄径)が30°〜60°の範囲にあれば牡牛座となります。この期間は、二十四節気では穀雨から小満までの約1ヶ月間になります。

誕生日におうし座は見える?

牡牛座の誕生日となる時期、おうし座は太陽のある方向にあるため、空の中を太陽と一緒に移動します。このため、星座が昇っているのは昼間となるため基本的には見る事ができません。

しかし、誕生星座と実際の星座の位置がズレているため、日没後の1時間ほどは西の空低くにおうし座を見つけることができます。冬の星座の一つであるおうし座は、1月〜2月頃が見ごろとなります。