蟹座(かに座)は、黄道十二星座の1つで、6月22日〜7月22日生まれの誕生星座です。西洋占星術で使われる黄道十二宮巨蟹宮に対応する星座で、蟹座の人の性格を一言で言うと家族おもいで気配り上手。

蟹座の誕生日(6/22〜7/22)

蟹座(かに座)の誕生日はいつ?6月22日〜7月22日に生まれた人は、誕生星座が蟹座になります。これは主要な期間であり、実際の太陽の動きから見た場合、生まれた年によって境界となる日時が異なる事をご存じでしょうか?

2023年は、太陽の黄径が90°〜120°となる6月21日23時58分〜7月23日10時50分に生まれた人が概ね蟹座(巨蟹宮)となります。

6月22日〜7月22日生まれ

蟹座かに座

Cancer
蟹座(巨蟹宮)
巨蟹宮

蟹座の性格は家族おもい

蟹座(かに座)の人の性格は、一言で言えば家族おもい。

ギリシャ神話では、勇者ヘルクレスに踏み潰される怪物カニで、硬い甲羅を身にまとう蟹の姿を表した蟹座。蟹座生まれの人は、愛情豊かで家族や友人をとても大切にします。基本的に、他人に対して優しく親切で気配り上手ですが、自分や大切な人を硬い殻で守るように、自分と合わない人に対してはクールな態度を取ることもあります。自分をあまり表に出しませんが、内面は感情豊かなため、時にヒステリックになってしまうこともあるようです。

表:蟹座の属性
項目概要蟹座の属性
ポラリティ外交性、内向性陰、女性宮(内向的、受動的、協調性)
クオリティ行動の傾向活動宮(物事を始める能力)
エレメント4元素、価値観や性質水(感情、感性)
ルーラー支配星、守護星月(豊かな感情・家族の絆)
身体部位特徴となる身体の部位胸、胃、子宮
シンボルカラー内面から見た色銀色
適性・職業適性のある職業接客業、サービス業、美容師

蟹座とかに座

天文学上の黄道十二星座を表す場合は「かに座」、星座占いの黄道十二宮を表す場合は「蟹座」と表記して区別しています。

太陽星座とも呼ばれる誕生星座は、生まれた日時に地球から見て太陽が見える方向にある星座と言われていますが、実際には、蟹座の期間には太陽はふたご座の中にあります。これは、西洋占星術が生まれたと言われる約2000年前から少しずつ地球と太陽、星座の位置関係がズレてきていることと、現代の星座の範囲が星座毎に違っていることによります。

天球上の太陽の通り道である黄道上には12個の星座が並んでおり、約1年をかけてその中を1周します。星座占いでは、黄道面上の春分点を0°とし、1周360°を12等分して30°ずつに区切り、それぞれに星座を割り当てます。

生まれた日時に太陽の位置(黄径)が90°〜120°の範囲にあれば蟹座となります。この期間は、二十四節気では夏至から大暑までの約1ヶ月間になります。

誕生日にかに座は見える?

蟹座の誕生日となる時期、かに座は太陽のある方向にあるため、空の中を太陽と一緒に移動します。このため、星座が昇っているのは昼間となるため基本的には見る事ができません。

しかし、誕生星座と実際の星座の位置がズレているため、日没後の1時間ほどは西の空低くにかに座を見つけることができます。春の星座の一つであるかに座は、3月〜4月頃が見ごろとなります。