魚座(うお座)は、黄道十二星座の1つで、2月19日〜3月20日生まれの誕生星座です。西洋占星術で使われる黄道十二宮双魚宮に対応する星座で、魚座の人の性格を一言で言うと寛容でロマンチスト。

魚座の誕生日(2/19〜3/20)

魚座(うお座)の誕生日はいつ?2月19日〜3月20日に生まれた人は、誕生星座が魚座になります。これは主要な期間であり、実際の太陽の動きから見た場合、生まれた年によって境界となる日時が異なる事をご存じでしょうか?

2023年は、太陽の黄径が330°〜360°となる2月19日7時34分〜3月21日6時24分に生まれた人が概ね魚座(双魚宮)となります。

2月19日〜3月20日生まれ

魚座うお座

Pisces
魚座(双魚宮)
双魚宮

魚座の性格はロマンチスト

魚座(うお座)の人の性格は、一言で言えばロマンチスト。

ギリシャ神話では、愛と美の女神アフロディーテとエロスの化身である魚座。魚座生まれの人は、寛容で優しくロマンチック、人との調和を尊重します。感性が豊かで柔軟なため、他人の影響を受けやすい面もあります。自己犠牲もいとわずに他人を助けることに喜びを覚える慈悲深さがあります。和を重んじるために自分を抑えるため、自分が無いとか優柔不断と見られることもあるようです。

表:魚座の属性
項目概要魚座の属性
ポラリティ外交性、内向性陰、女性宮(内向的、受動的、協調性)
クオリティ行動の傾向柔軟宮(物事を調整する能力)
エレメント4元素、価値観や性質水(感情、感性)
ルーラー支配星、守護星海王星(繊細・感受性)
身体部位特徴となる身体の部位足、リンパ
シンボルカラー内面から見た色青紫色
適性・職業適性のある職業演劇・芸術家、ボランティア、カウンセラー

魚座とうお座

天文学上の黄道十二星座を表す場合は「うお座」、星座占いの黄道十二宮を表す場合は「魚座」と表記して区別しています。

太陽星座とも呼ばれる誕生星座は、生まれた日時に地球から見て太陽が見える方向にある星座と言われていますが、実際には、魚座の期間には太陽はほとんどみずがめ座の中にいてうお座に入るのはわずかです。これは、西洋占星術が生まれたと言われる約2000年前から少しずつ地球と太陽、星座の位置関係がズレてきていることと、現代の星座の範囲が星座毎に違っていることによります。

天球上の太陽の通り道である黄道上には12個の星座が並んでおり、約1年をかけてその中を1周します。星座占いでは、黄道面上の春分点を0°とし、1周360°を12等分して30°ずつに区切り、それぞれに星座を割り当てます。

生まれた日時に太陽の位置(黄径)が330°〜360°の範囲にあれば魚座となります。この期間は、二十四節気では雨水から春分までの約1ヶ月間になります。

誕生日にうお座は見える?

魚座の誕生日となる時期、うお座は太陽のある方向にあるため、空の中を太陽と一緒に移動します。このため、星座が昇っているのは昼間となるため基本的には見る事ができません。

しかし、誕生星座と実際の星座の位置がズレているため、日没後の1時間ほどは西の空低くにうお座を見つけることができます。秋の星座の一つであるうお座は、11月〜12月頃が見ごろとなります。