乙女座(おとめ座)は、黄道十二星座の1つで、8月23日〜9月22日生まれの誕生星座です。西洋占星術で使われる黄道十二宮処女宮に対応する星座で、乙女座の人の性格を一言で言うと几帳面で高い倫理観の持ち主。

乙女座の誕生日(8/23〜9/22)

乙女座(おとめ座)の誕生日はいつ?8月23日〜9月22日に生まれた人は、誕生星座が乙女座になります。これは主要な期間であり、実際の太陽の動きから見た場合、生まれた年によって境界となる日時が異なる事をご存じでしょうか?

2023年は、太陽の黄径が150°〜180°となる8月23日18時1分〜9月23日15時50分に生まれた人が概ね乙女座(処女宮)となります。

8月23日〜9月22日生まれ

乙女座おとめ座

Virgo
乙女座(処女宮)
処女宮

乙女座の性格は几帳面

乙女座(おとめ座)の人の性格は、一言で言えば几帳面。

ギリシャ神話では、大神ゼウスの姉で収穫の女神デメテルの姿を表した乙女座。乙女座生まれの人は、少女のような夢見る繊細さと理想を着実に実現する現実的な面を併せ持っています。社会通念や道徳を重んじ、物事を分析して緻密かつ計画的に進める事ができるため、周りからは几帳面でしっかりしている人と見られます。几帳面ゆえ、他人の欠点や失敗が気になり、批判的な行動をとってしまうこともあるようです。

表:乙女座の属性
項目概要乙女座の属性
ポラリティ外交性、内向性陰、女性宮(内向的、受動的、協調性)
クオリティ行動の傾向柔軟宮(物事を調整する能力)
エレメント4元素、価値観や性質地(堅実、安定)
ルーラー支配星、守護星水星(知的・分析力)
身体部位特徴となる身体の部位腹部、腸
シンボルカラー内面から見た色アースカラー、水色
適性・職業適性のある職業秘書、事務、医療関係、会計士

乙女座とおとめ座

天文学上の黄道十二星座を表す場合は「おとめ座」、星座占いの黄道十二宮を表す場合は「乙女座」と表記して区別しています。

太陽星座とも呼ばれる誕生星座は、生まれた日時に地球から見て太陽が見える方向にある星座と言われていますが、実際には、乙女座の期間には太陽はほとんどしし座の中にあり、おとめ座の中にいる期間はわずかです。これは、西洋占星術が生まれたと言われる約2000年前から少しずつ地球と太陽、星座の位置関係がズレてきていることと、現代の星座の範囲が星座毎に違っていることによります。

天球上の太陽の通り道である黄道上には12個の星座が並んでおり、約1年をかけてその中を1周します。星座占いでは、黄道面上の春分点を0°とし、1周360°を12等分して30°ずつに区切り、それぞれに星座を割り当てます。

生まれた日時に太陽の位置(黄径)が150°〜180°の範囲にあれば乙女座となります。この期間は、二十四節気では処暑から秋分までの約1ヶ月間になります。

誕生日におとめ座は見える?

乙女座の誕生日となる時期、おとめ座は太陽のある方向にあるため、空の中を太陽と一緒に移動します。このため、星座が昇っているのは昼間となるため基本的には見る事ができません。

しかし、誕生星座と実際の星座の位置がズレているため、日没後の1時間ほどは西の空低くにおとめ座を見つけることができます。春の星座の一つであるおとめ座は、5月〜6月頃が見ごろとなります。